農家の人手不足と高齢化の課題解決のためピーマン自動収穫ロボット「L」を開発したことが評価され、「J-Startup2021」に選定。
AGRIST株式会社(宮崎県児湯郡新富町 代表取締役:齋藤潤一、以下 アグリスト)は農家の人手不足と高齢化の課題解決のため、ピーマン自動収穫ロボット「L」を開発しました。その取り組みが、経済産業省などが運営を行っている「J-Startup」プログラムにおいて、50社のうち1社に選出されたことをご報告いたします。政府施策や民間サポーターの支援を活用し、持続可能な農業の実現へさらなる貢献を目指します。
【J-Startupとは】
2018年6月に立ち上げられた、経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラムです。
グローバルに活躍するスタートアップを創出するため、実績のあるベンチャーキャピタルやアクセラレータ、大企業の新事業担当者などの外部有識者からの推薦に基づき、J-Startup企業を選定します。
J-Startupに選定されることにより、政府施策や民間サポーターの成長支援が活用しやすくなります。
このプログラムは経済産業省・日本貿易振興機構(JETRO)・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が事務局となり運営を行っています。
(J-Startup詳細:https://www.j-startup.go.jp/news/news_211020.html)
(経済産業省HP:https://www.meti.go.jp/press/2021/10/20211020004/20211020004.html)
【AGRIST株式会社について】
アグリストはテクノロジーで農業課題を解決するベンチャー企業です。2017年から宮崎県新富町の農家らと開催している「儲かる農業研究会」で自動収穫ロボット開発の要望を受け、2019年に設立されました。
農業の収穫の労働力不足を解決する自動収穫ロボットを、地元農家と一緒に開発をしています。
「人をサポートするロボットが必要だ。」という農家の声を受け、開発されたのがアグリストのピーマン自動収穫ロボット「L」です。より多くの農家にロボットを使ってもらおうと、機能をシンプルにし、手の届きやすい価格のロボットがコンセプトです。
アグリストのロボットを導入することで、人が収穫しきれなかったピーマンを収穫し、農業の人材不足という課題を解決します。
人をロボットがサポートすることで、100年先も続く持続可能な農業の実現を目指して事業を展開しています。
(詳しい自動収穫ロボットの詳細:https://sample7.kubokotaro.work/lp/)
【今後の展開】
太陽光発電といった再生可能エネルギー・ロボット・AIを掛け合わせることで、再現性のある収益性の高い持続可能な農業の実現を目指します。
そして、J-Startupに選定されたことによって、スマート農業・農業DXによる低炭素・循環型社会への貢献に向けた事業をグローバルに展開します。