”人手不足を解決してほしい”という農家らの声から生まれたアグリスト
NewsPicksのウェブメディア「NewsPicks+d」に掲載いただきました。自動収穫ロボット、代表取締役齋藤のインタビューだけでなく、開発アドバイザーの福山さんのインタビュー記事(vol.1)も掲載されています。
担い手不足や高齢化といった農業の課題をテクノロジーの力で解決する「スマート農業」に期待が集まっています。ただ、行政や大手企業が主導する多くが商用化や普及に至っていないのが実情です。農家側に取材すると、そうした取り組みが「農業の現場の実情に合っていない」といった声も聞かれます。そんな中、地方の現場で農家の声を聞きながら、スマート農業を実践しているスタートアップ企業がAGRIST株式会社です。人口約1万6千人の宮崎県新富町で、野菜の自動収穫ロボットを開発し、自治体と連携しながら自ら営農もしています。AGRISTがめざす「儲かる農業」の将来像を探ろうと、現地で取材しました。(全4回)
※一部引用【【宮崎】「1ヘクタールで1億稼ぐ」スマート農業は広がるか】2022年11月30日掲載
アグリストの開発アドバイザーは農家さん
高齢化や低賃金、新規就農者がなかなかいない農業の人手不足を解消するためにアグリストの自動収穫ロボット開発ははじまりました。収穫作業は毎日行っていますが、パートさんは土日出勤が難しかったり、夏場はサウナに入っているかのような40~45度になる高湿度の中での作業は身体的疲労・負担はとても大きいのが農業の現状です。また、ハウスの中は地面がでこぼこでロボットの走行には不向きな環境下。開発アドバイザー農家の福山さんには、農家ならではの視点で必要な情報、多くのアイディアを共有いただきました。
ロボットは吊り下げ式に
福山さんのアドバイスをうけ、地面がでこぼこしているハウス内の移動に、吊り下げ式を採用することとなりました。ハウス内を張り巡らせたワイヤー上をロープウェイのような形でロボットが吊り下がり、移動することにより地面の影響を受けることなく収穫作業ができます。
100年先も続く持続可能な農業の実現のために
今後のアグリストでは、アグリストが農業者となりテクノロジーを活用した農業を実践していきます。ロボットの開発だけでなく、ロボットに合った栽培環境の開発をすることで、アグリストが新しい農業の未来をデザインしていきます。
詳しい自動収穫ロボットの詳細:https://sample7.kubokotaro.work/products/robot
掲載媒体について
媒体名:NewsPicks +d
媒体元:NewsPicks
掲載日時:2022年11月30日:vol.1、2
2022年12月3日:vol.3、4
タイトル:
vol.1【宮崎】「1ヘクタールで1億稼ぐ」スマート農業は広がるかhttps://newspicks.com/news/7828765/body/
vol.2シリコンバレー帰りの起業家はなぜ地方でビジネスを起こすのか https://newspicks.com/news/7831491/body/
vol.3【宮崎】ふるさと納税を3年で95倍集めた小さな町の大戦略https://newspicks.com/news/7840389/body/
vol.4人口1.6万人の町で生まれたスタートアップは世界をめざすhttps://newspicks.com/news/7840510/body/